知っている人は知っている話題のサボテン
サボテンは食べられる・美しくなる
皆さんはサボテンと聞くと何をイメージしますか?私は、一瞬で頭にソンブレロを被ってマラカスをふるサボテンをイメージしてしまいます。そう「メキシコ」です...。
そんなサボテンですが、実は今世界的に注目を浴びています。
韓国ではサボテンコスメが発売され大Hitしていたり、ヨーロッパの有名ブランドではサボテンでスキンケアコスメを発売したりと...。
サボテンは今や美容にも大注目されている植物なのです。
皆さんはサボテンってどこか多肉植物に似てると思ったことありませんか?
サボテンが多肉植物であることって実は間違いではないんです。サボテンは北アメリカと中央アメリカを中心に2000種以上あり、その多くは多肉植物なんです。
ただ、サボテン科以外の多肉植物をサボテンと呼ぶのは誤りだそうです。因みに...棘の部分は葉や茎が変化したものであると考えられているそうです。
日本には16世紀後半に南蛮人によって持ち込まれたのが初めとされていて、彼らが「ウチワサボテン」の茎の切り口で畳や衣服の汚れをふき取り、樹液をシャボン(石鹸)としてつかっていたため「石鹸のようなもの」という意味で「石鹸体(さぼんてい)」と呼ばれるようになったとする説が有力なんだそうです。
サボテンは乾燥地でもたくましく育つことから、食用ウチワサボテンは食糧危機を救う食品として国連食糧農業機関(FAO)も注目している食材です。
さらには、さまざまな健康に良い効果も発見されており、次世代の野菜としてその可能性はまだまだ未知数と、棘があるため観賞用のイメージが強いサボテンですが、実は近年健康野菜として注目を浴びています。
また、私たちの住む愛知県春日井市は、食用ウチワサボテンが実は特産品でして、学校給食に使われるようになってもう10年以上。サボテンコロッケなどのサボテン料理が、子どもたちに食べられています。
最近何かと話題の、サボテンコスメ。
日本ではまだ聞き馴染みない言葉かもしれませんが世界的にはサボテンはコスメとしてしっかりと認知されている植物なのです。
サボテンの魅力は大きく3つ。
・保水力
・生命力
・洗浄力
いずれもサボテンのイメージからも連想できる魅力ですが、やはりサボテンには豊富なミネラルや水分、乾燥地帯でも生き抜くための保水力などコスメにとって大切な魅力を備えている植物でした。